あらすじ&感想
天満暁生の無実を証明することに結束
本物のスコップ男を見つけ真実を明らかにする。
まず立てこもり犯が2人だと知れば突入される。だから時間をかせげ。
犯人は5人、全員が銃で武装、身体には爆弾。
犯人の内二人は兄弟だけど、残り3人は分からない。ただしみんな天満暁生の無実を信じて行動を共にしている。
それを信じた国枝。
片野坂は本間と口裏を合わせただろうという。
本間から伝言があると何かを伝える。
硫酸をかけた警察官の腕に水をかける本間。
及川も撃たれた足の止血をもっときつくするように要求。
しかし力が入らず上手く縛れない。
見かねた直子が縛りなおす。どうやら看護師らしい。
もとは大病院で働いていたが、父が死刑囚と知ってクビになりどこも雇ってもらえなくなったという。
けがをしているSATの隊員と変わって片野坂が人質になり本間と共に事件のプロファイリングをする。
何かをしに走る一ノ瀬。
もう一人会うつもりだった、ムラタミキという人。
面識もなく父との関係もわからない、ただ父が無実だという証拠をもっていると。
その人に会いに行く一ノ瀬。
さらに片野坂も本間が必要だと。頭が切れるにも切れすぎてる。
片野坂が知る9年前の警察
狙撃犯に伝えろ、窓際に人影が見えれば誰であろうと撃てと言う国枝。
互いの事実をもちより真実を明らかにすれば警察も動かざるを得ない。
そして本間も必要。
スコップ男はお前や一ノ瀬のような人間にしか解決できない。
待ち合わせ場所に到着した一ノ瀬。
ご家族でないと話せないと言われるが、
天満さんの命はあなたにしか救えない、だから教えてほしいと懇願する。
そのころ教室では黒板を使ってプロファイリングを始める。
1件目は力が弱かった、だから偶発的な犯行であると踏む。
2件目、3件目は力が強い。だんだん心に押しとどめていた殺人の欲が湧いてきたからだと。
この世に起きる殺人の半数以上は家族による犯行。
ただし快楽殺人鬼が家族を殺すことは極めてまれ。
だから天満が犯人である可能性は低いと考える。
捜査本部は天満を犯人だと考えた、正義をすてたから。
証拠を捏造した。3件目の現場からTENMAと書かれたジッポライターが見つかったと言った。
2件目のアリバイは一ノ瀬が、3件目のアリバイは及川が切符をきった控えが証拠となる。
つまり一ノ瀬にかかっている。
仮にもうって殺しでもしてしまえば、さすがに隠し通せないのではないか?
国枝は賢くはないのか。熱くなってしまって冷静さを失っていたのか。
はたまたそこまでのリスクを背負わなければならなかったのか。
証明の手がかりとなる数々の証拠
暁生の奥さんが殺された時、暁生と一緒にいたという写真があった。
時間は20:58、これはアリバイになる。
先週あの事件があって、伝えようとおもったと。
この取引を聞いていた怪しい男。
先週の事件現場で犯人が来ていた上着を発見した、柳田と稲西。
一ノ瀬の取引をみていたのは捜査一課だった。
証拠を奪われそうになる一ノ瀬は捜査一課と戦う。
スコップ男の事件は社会に与える影響が多かった。
あまりに強引すぎる取り調べ、事件をスピード解決することが目的だった。
なぜ警察はそこまであせっていたのか。
警察の信用が落ちるからと意見を述べる本間。
それだけの理由か?
表に見えるものだけが真実じゃない、人間が必要以上に何かに必死になる時
大抵その裏には何か隠されたもう一つの真実がある。
警察の中に真犯人がいると答える本間。
お前は正しい。当時の捜査本部は真犯人は別にいるといった俺を警察学校に追いやった。
あれから9年、もう現場に戻るつもりはない。
俺はここで正しい警察官を育てる。
本間、お前のような警察官だ。一ノ瀬もそうだ。
俺が見込んだ男は最後まで諦めが悪い。
一度は倒されたが、ふいをつき再びけーたいを奪い返し逃げる一ノ瀬。
解放されたSATが犯人は2人だけだと伝え、10分後に突入することになってしまう。
必要以上になにかに夢中になる時その裏になにか隠されている事があるというのは
人間の真理をついてる良い言葉ですね。たしかに言われてみれば、そういう人多いかもしれないですよね。
受験勉強必死に頑張ってるって思ったら、好きな人がひとつ上のレベルの学校に行くから自分も頑張って
そこに受かるように必死になってるとかね。
人間の真理をついてる良い言葉ですね。たしかに言われてみれば、そういう人多いかもしれないですよね。
受験勉強必死に頑張ってるって思ったら、好きな人がひとつ上のレベルの学校に行くから自分も頑張って
そこに受かるように必死になってるとかね。
一つ目の証拠
一ノ瀬からメール。
父さんのアリバイ証明できると。今その証拠をもってこっちに向かっている。
お二人に直接謝りたくてここに来たという、片野坂。
全ての責任は私がとると。
その時片野坂の携帯が鳴り、稲西から連絡があった。
スコップ男の正体がわかった。
犯人は県内在住学生20歳、9年前は11歳。犯罪心理学を専攻しており興味を覚え、
どうしても真似したくなった、ただの模倣犯だった。
これでひとつの証明が消えた。
犯罪心理学勉強してたらそうなるの?
なら廃止するべきでは?
二つ目の証拠
一ノ瀬からの電話。
襲われた時に証拠である携帯を壊されてしまったという。
まだあきらめるのは早い、復元できるかもしれないからそれをもって戻ってこいと命じる。
そこに直子の携帯が鳴り、父さんが、、、危篤になった。
会いたいなら今すぐ来いと。
直子は拳銃を頭に向け自殺しようとしている。
どうやら半年前に自殺しようとしたことがあるらしい。
しかし1回だけじゃないと。いつまでたっても人殺しの子といわれる。
仕事も結婚もできない。こんな人生生きる価値がある?
俺がお父さんの無実を証明します。お二人のような人間を育てた父親が家族を殺すわけない。
及川も出血死する。お父さんも今ならまだ間に合う。
諦めたらダメだ。お父さんを愛しているならここからでましょうと説得し銃を取り上げることに成功する本間。
立てこもり事件を隠蔽し外部に漏らすなという国枝。それを聞く橘と黒岩。
直子と智也が出てくる。
すいませんでした、頼まれたこと上手くできなくてすいませんでした。
でも絶対俺と快君が絶対お父さんの無実を晴らしますから!
あの二人が9年前にもいてくれたらね。
一ノ瀬に頭を下げる直子と智也。
これで前代未聞の警察学校立てこもり事件が終わった。
かに思えた。これが本当の事件の始まりだった。
国枝がスコップ男に襲われた!?
橘の様子がおかしい。
部屋に戻りスーツケースの中から隠していた携帯を取り出す。
立て続けに無実の証拠を潰されていくことには歯がゆかったです。
ただ片野坂がずっと警察学校にいる理由が明らかになった。
これは自分でも現場に戻りたいとは一ミリも思わないですね。
現場に戻ってもまた、都合のいいように扱われるだけですからね。
周りの警察官も本当は間違ってるって思ってるけど上司だからなにも言えないでいる。
こんな縦社会でいいのか。
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