【アンサング・シンデレラ】3話 あらすじ 感想 ネタバレも!

アンサング・シンデレラ

あらすじ&感想

病院薬剤師と薬局の薬剤師

慢性糸球体腎炎で透析を受けている新田奏佑さん
私何にもできなかった、向いてないですね。
緊張感半端ない。救急認定の薬剤師少ない。

薬が多すぎて管理できていない。
デュードラッグ、デュー処方、毎回同じだから同じように処方すること。
小野塚の働くドラッグストアだった。

病院ってなんかえらそうですよね。
自己負担金払わない患者の家に頭下げて集金しにいくこともなければ
レセプトなんてやったことないですよね。
病院はしっかり患者と向き合う時間ってやつつくってますもんね。

忙しい患者だっている、そんな人にまた来てなんて言えるわけない。
とりあえず出すってことも必要。
患者ととことん向き合うのが薬剤師の勤めだって勝手に盛り上がってるのはかまわないですが
病院の外でそっちの理想ふりかざしてんじゃねぇよ。

透析患者さんは飲まなければいけない薬が多くて、
しかもほとんど変わらない薬の処方にもなるし、毎回確認するのが億劫になるのはわかるかな。
ドラッグストアの薬剤師って意識してなかったけど、こうやって取り上げられると
薬関係のこと以外にも、レジ打ち、レジ締め、薬以外の商品の品出しなど
いろいろ薬剤師じゃなくてもできる仕事もあって大変なんだなぁって気付きました。

患者さんの理想と現実

透析の日は早く帰らせてもらって、4時間の透析を受ける。
透析の翌日は残業して残っていた仕事を終わらせないといけない。
仕事の時間を確保するには、透析の後夜中に処方してもらうしかないんです。
透析が必要になって仕事をやめて、治療しかない暮らしになったときに
自分は何のために命をつないでいるのかわからなくなったんです。
今のやり方だと長く続きませんよ。ぜひこのタイミングで、、、
そんな簡単なことじゃないんですって。
会ったばっかりの人に僕の生き方までとやかくいわれる筋合いないです。

新しい薬剤師とれそうにない。
病院薬剤師は医者の奴隷。

私のやり方って間違ってるんですかね。
お前のやり方なんてどうだっていいだろ。
お前がしたいことじゃなくって患者がしてほしいことをやれ。

治療しかしていないでなんのために生きているのかわからなくなるといいのはよくわかります。
自分は幸い病気ではないですが、逆に仕事しかしていないときに感じるときはあったりします。
なので、人は誰かに必要とされないと生きていけないと思うし、
1人では生きていけない弱い生き物なんですよね。
あとこの時の葵には違うなと感じた。
患者さんのことを分かってあげるているようでわかってない感じに見えました。
瀬野のさんの自分のやりたい事じゃなくて患者さんがしてほしいことをやれっていう言葉、いいですね!
まさにそのとおりで全てを叶えてあげることはできないけど、コメディカルとしてできることは
いかに患者さんが思っている事をつかみ取れて、悩みを聞いてあげて、解決してあげる方向に持っていくことかなって思いました。

新田さん理想の教師像

新田さんがいなくなった。
吐き気がでるってことがわかってる薬を飲んでいない様子。
小野塚が小学校の前で倒れている新田を発見。救急車を呼び一命をとりとめる。

新田は病気のせいで、理想とする教師になれなくて、
周りの先生からは病気って言われたら何にも言えないよなと後ろ指をさされ、
次第にクラスの生徒からも無視されるようになり、
保護者からは新田のクラスは外れだといわれる。
本当にダメな先生です。

病院薬剤師って患者さんとの距離が近いから辛いですね。しらなくていいことも見えてきちゃって。
また病院にやってくる一人の生徒。
先生がまた倒れてしまったことを知っている。なんで?笑

お薬カレンダーをご用意しました。どうせ入れるのが億劫になってやめてしまいます。
理想の教師になるのはもう無理なんですよ。
柿沢君からのメッセージ。さらにクラス全員のメッセージをお薬手帳にいれていく。
昔思っていた理想の先生とは違うかもしれないですが、
病気とつきあいながら別の形の理想の先生を目指すことだってできるんじゃないですか。
そのためにこれからは一日も忘れず、お薬をきちんと飲んでください。

自分のクラスの生徒が自分の為にメッセージをくれ、早く戻ってきてといってくれる。
戻る場所がある、誰かが待っていてくれている、この状態は自分を奮い立たせてくれる最高の状態です。
こんな環境だったらちょっとした困難も乗り越えていけますね。

小野塚、理想の薬剤師像

小野塚さん本当はもっと患者さんのために働きたいんじゃないんですか。
もしよかったらうちの薬剤師の勉強会に参加していただけませんか。
周辺の薬局と連携して地域医療を確立すれば今まで以上に患者さんたちのために働ける環境が、、
いい加減にしろよ、あんたの理想はもううんざりなんだよ。
俺だって今の自分がいいとは思っていない。
就職して3年間働けば、奨学金すべて肩代わりしてくれる。理想じゃなくて現実をとった。
理想に燃えてやる気満々でやってたら続かないんだよ。
それはあなた次第じゃないんですか?
ドラッグストアでも理想の高い薬剤師はたくさんいる。
どこにいてもどんな境遇でも理想を追い続けている人はいる。
新田さんもそう。
青臭いとかきれいごとっていわれてもかまわない。
患者さんのためにできる限りのことをする。理想の薬剤師を目指していくつもりです。

葵に言われ、救急認定薬剤師を目指して勉強している。

本当は救急薬剤師になりたかった、でもお金のために諦めて現実をとった、こういった人は多いんじゃないでしょうか。
確かに、教育側も仕事なのでお金を取らざるは得ないんですが、高すぎる気もしなくはないです。
お金の問題でやりたかった仕事ができなかったりと、理想を潰している現状はどうにかならないものなのでしょうか。
難しい問題です。
でも今回の小野塚は自分の理想としていた薬剤師をもう一度目指そうとしているし、
もしかしたら病院薬剤師になりそうな感じになっていたので、
葵と働いている姿がみれるとなると楽しみですね!

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