あらすじ
桃子がふられる?
抱き着く桃子、逃げ出そうとする真人。
その真人の腕を掴み、嫌です、こんなの。
だってせっかくやっと好きな人に会ったんだから。
これで終わりとかもう会わないとかぜったい嫌。
しかしその手もほどき、泣きながらごめんと謝りその場を去る。
泣き続ける桃子。
考えこんでいる真人にちょっかいを書けに行く高田。
ダメだよ仕事を辞めるのは。
桃子との恋愛がどうなるのかは知らない、でも辞めるな。
大好きだっていってなかったか、この仕事。
辞めて新しいとこ紹介してもらってまた好きな女の子出来たらやめるのか?
また違うとこいって、、
とにかく辞めるな。
家に着くと川上がいた。
桃子と川上がいつものコンビニの前で話す。
保護士の仕事をしていて、いい男がいて。
仕事なんか紹介して、今でも相談に乗ってくる男がいるんだよ。
いいやつでな、すごく好きなんだ、吉岡真人って男だ。
桃子は好きなのか、真人?
うん。反対?
わかんねえ、わかんねえんだよ。
犯罪をして服役してきた人間に思えないくらい、だから大好きなんだよ俺。
だけどその恋愛の相手がお前だってわかって、自分の中でええ!?って。
全科のある男と、えっ!って思っちゃって。
お前に黙ってるのが嫌でな、嘘つくのやだしさ。
わかったよ、おじさん。ありがと、ごめんね心配させて。
同じようにしてくれるかな?
私が自分で決めるから、私が決めた事応援して?
わかった、そうする。
帰りが遅い桃子を心配する兄弟。
和輝がみゆきに連絡する。
帰ってきたら、ごめんちょっとみゆきと言う桃子。
かぼちゃコロッケを作って待っていた。
泣いたな、あれは。
こないだの人かな。
とりあえず気付かないふり。
初めて話した思い出のベンチ
貴子も真人が桃子に話した気がすると中野に言う。
わかんないけど、そんな気がします。
自分がつらいのは大丈夫だと思うんですよ。
でも自分のせいで誰かがつらいとかが耐えられないのがあるから。
初めて桃子と話したベンチにやってくる。
そこで兄弟たちに出会う。
姉ちゃんとなんかありましたか?と尋ねる。
何もないよと答える。
桃子もふとベンチにやってきてしまう。
そこで兄弟達が真人とキャッチボールしている姿を見つける。
兄弟と仲良く話す真人。
衣食住が大切で、それに携わっているという兄弟。
そこに突撃する桃子。
すると、仕事の時間だと言って仕事に向かう真人。
お互いに笑っている。
高田と仕事の休憩で話す。
弟たちと会ったことを話す。
高田は兄弟が8人で2人には会ったこともない。
しんどいな、かわいかったり楽しかったり好きだったり、どんどんしんどくなるな。
あると思うんだ、人間にはさ逃げても良いときって。
でも真人にとってそれは今じゃない、逃げちゃダメだ、乗り越えるんだ、わかるよな?
はい。
みゆきと話す桃子。
なんだかすっきりした様子。
仕事に集中できない桃子。
見かねた日南子が恋よりも友情をとって沙織と桃子の家に向かう。
2種類の仲間がいると幸せなんだって、人は。
1人は辛いときにとにかくなんでも打ち明けられる人、怒ったりもしてね。
もう一人は、何も聞かずにバカやって笑ってくれる人。
打ち明けられる人はいる?
はい、います。
じゃあ私たちはばか担当だ。あんたを笑わせてやるよ。
沙織はツイスターゲームに目がいっている。
やるよとツイスターゲームをして笑っている。
捨てられた椅子に座る臼井と出会う貴子。
その捨てられた椅子を家まで持ち帰る。
それを真人に直してもらうように言う。
腕が鳴るね。
そこに桃子からメール。
会いたいです、お話したいです。
事件の本当のことを話す真人
遊園地に誘う桃子。
一緒に観覧車に乗る。
高いところ苦手とか大丈夫ですか?
大丈夫です、今言っても遅いし。
真人さんは私に付き合えない、私とは恋人になれないって言いました。
わかりました。
でも最後にお願いがあります。
本当のこと聞かせてください。
事件のことです。
正直なことではないと思います。
自分だけがすごく悪いと話していて、それはきっと正義感とかそういうことで、
でも私は真人さんがどんなことを思ったり感じたりしてのか、それが聞きたい。
いつもだったら弱音とかいわないから、ここに乗っている間だけ弱い気持ちもいえる人になってください。
今世界には真人さんと私しかいないんです、お願いします。
本当のことを話す真人。
俺は自分の恋人を守っていただけだと思っていた。
怖かった。知らない男たちに殴られて。
けんかなんて一度もしたことはないし、殴ったこともなかった。
俺は大切な人を守らないといけないって思ったし、こいつら許せないって思ったし、
怒りの気持ちっていうか、夢中でやった。
なんか頭の中が感じたこともないような訳の分からない感じで、
でも絶対好きな人だけは守りたくてこの手でやった。
彼女は襲われてなんかないって証言されて、訳がわからなかった。
俺の頭がおかしいのかとも思った。
何もなくてあいつら殴ったのか、俺ってそういうやつなのかとも思ったし。
俺ってどうなるんだ、このまま人生終わっちゃうのか?
でも彼女の家の人がそういう評判つくのを恐れて証言したんだろうって。
驚いたけど嬉しかった、俺の頭がおかしいんじゃないんだって。
それを飲み込むことでおれは自分の恋人守れたことになるんだよなって。
そうなんだよな、守れるんだよなって。
だから否定しなかった。
刑務所行くのも怖かった。
そうじゃないっていいたかったけど、親に悪いなって思って。
何が何だか。
ごめん、そういうこと、上手くしゃべれない、ごめん。
泣いている桃子。
ええっと、撤回します。
さっきいったこと撤回します。
恋人になれないのわかりましたっていったけど撤回します。
もっともっと、好きになっちゃいました。
ごめんなさい、なっちゃいました。
真人の手を握る桃子。
一緒に泣こう、で一緒に笑お?
ね、私の恋人になってください。
姉ちゃんは生きていく上で必要なのは衣食住なんだと教えてくれた。
でも生きるだけじゃなくて、強く生きるために必要なのは誰かを大切に思うことだ。
きっと相手も思ってくれる、そういう人がこの世界にいれば強くなれる。
その人の為に生きようって思えるから。
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