【アンサング・シンデレラ】7話 あらすじ 感想 ネタバレも!

アンサング・シンデレラ

あらすじ&感想

人員不足についに動く販田!?

急性骨髄性白血病で入院している簑島心春ちゃん、ぜんそくの持病を抱えている古賀万奈美さん。
みんなそれぞれの大切な日常があってこれからもそれぞれの未来が続いていく。
それを守っていくのが私たち薬剤師の仕事だ。

秘書へのパワハラ発言。
入院するという古賀。
ぜんそくなのにタバコを吸っている。

人員不足を解決する画期的な方法。
今うちに必要なのは、ロボット、全自動散剤調剤ロボット、DimeRoⅡ。
全自動PTPシート払い出し装置、robo-pickⅡ。
抗癌剤調整ロボット、ChemoRo。
全部揃えたら1億5000万くらい。

現代の技術は本当に凄い、ロボットなんてあるんですね。確かに、調剤をロボットで代用できれば他の人の手が必要なところに人員をさけるようになりますからね。高くても数年経てば回収できるんじゃないでしょうか。

葵の新人時代

心春の検査結果が出た。葵が初めて任された患者だった。
7年前、葵が新人だった時の回想。
心春は初め、葵に泣きわめいてばっかりだった。
当時瀬野が任せてみようって。
そのおかげで一人の患者に時間をかける薬剤師になっちゃったけどね。
葵の影響で薬科大に進学した心春。
しかし、白血病が再発してしまう。
どんなに努力しても、どんなに気をつけてても、どうしようもないことってあるんだよね。

病院長が案内する患者が葵と心春の横を通る。
あれはただものじゃないという心春。

古賀は左手尺骨のひびで一ヶ月ほどは入院することになる。
現場のスタッフにも伝えていないと。
そこにみどりとくるみがくる。
薬のことで話をする。
たばこを吸うことや職業について聞くと腕のことと関係ないですよねと怒りながら立ち上がる。
すると胸を押さえながらふらつく古賀。
追求するが追い出される。

人に憧れられる人になれるって、すごいことですよね。誇りに思っていいと思います。
自分も少しでもそんな人になれればいいですが。
どんなに気をつけててもダメなことには、遺伝があるかぁと。遺伝が理由で病気になることはありますし、それを防ぐ方法もまだまだ見つかっていないですし。こればっかりはどうしようもないのかもしれません。

病院の状況をよくわかっている古賀

書店でがん認定薬剤師の勉強の本を選んでいるくるみ。
そこに救急認定薬剤師の本を読んでいる小野塚と出会う。
葵には言わないでくださいと念を押す小野塚。

古賀と心春が渡り廊下で話す。
白血病についてやたらと詳しい古賀。
しかし、胸を押さえて倒れ込んでしまう古賀。
すぐに葵に助けを求めに走る心春。
無事に葵を呼べたが、心春も胸を押さえて苦しむ。

患者への対応は医師や看護師に任せるべき。
調剤と病棟業務で休み時間が減ったり残業が増えてる。
処方箋がさばききれず、病棟業務や化学療法の事前チェックが時間外にずれ込んでる。
患者に関わりすぎるやり方は間違ってるという古賀。
私は自分のやり方をかえるつもりはありません。わりと頑固ではありますと葵。

鴨居が葵と話す。
検査をして健康問題が明るみに出れば、よく思っていない人がそこに付け込んで地位を切り崩してくるからだと。
絶対検査を拒むでしょう。病気が見つかるのを怖がっている。

政治家はほんとに大変ですね。周りが少しでもおかしいところを潰してきますからね。
それがまた人の上に立つ人ということなのでしょうか。

退院がまた長引いてしまった心春

物知りのおばちゃんと心春がまた渡り廊下で話す。
たばこ吸う気にもならない。
手紙をお世話になった薬剤師に書いていると。
困ったことがあったら葵さんに頼るといいですよ。
退院したらなにがしたい?風に吹かれたいかな。

古賀の心エコーと血液検査をお願いする葵。
しかし、しないと言い張る大津先生。
他の患者に集中しなさいと告げる古賀。
と、突然心春が倒れてしまう。
小さな肺塞栓が見つかり再び入院することに。

葵をなぜ心春の担当にしたのかと瀬野に聞くくるみ。
葵の妹が白血病で失くしていた。
感情移入せずに他の患者と同じように接することができるか試した。
しかしだめだった。でもそこから気持ち切り替えて、他の患者と同じように接するようになった。
再発したときは隠れて休憩室で号泣していたという。
お前もそうなれる、なれると思ってるから今の話をした、といつもより優しい瀬野。

葵に向けて書いた手紙を泣きながら破る心春。
そこに現れる古賀。
無理して笑わなくていいんじゃない。
まあでもやれる治療があるだけましだから。
何にもやる治療がなくて亡くなっていった人たくさんいたから。
頭のいいおばさんも早く退院できたらいいですね。

娘々亭で刈谷と勉強してるくるみ。
全ての業務を同じようにできるのが理想なんですけどね。

1人の患者に感情移入するなというのは、他の医療ドラマでもたまにあがってくる話題です。それほどまでに1人の患者に左右されることがダメなのか。一時的なら良いのではと思っています。むしろ全くなにも感じないという方が良くないとまで思うのですが。確かに葵みたいに本業に影響が出るまでに感情移入するのはやりすぎかと思いますが、適度な移入は必要かと。

正々堂々戦うことを決めた古賀

一時的に外に出る心春。
それを見ている古賀。
葵が古賀に、正しい医療が多くの人に提供されることを誰よりも願っているはず。
しかし今の病院の使い方は間違っていると思います。
必要な検査を受けてきちんとした治療をして退院を目指すべきです。
検査受けますと古賀。
退院できなくてもできない女の子に申し訳ないと思ったから。
大きな病気は覚悟してる。大人の私が逃げるわけにいかないでしょ。

ひとつ教えてくれませんか?最近たばこは吸っていますか?
テオフィリン中毒かもしれないと。
喫煙によって代謝が促進される。その分を考慮して処方量を増やしていた。
たばこを吸う本数が減ったのに、同じ量の薬を飲んでいたので、中毒を引き起こしていたという。
体調や生活の変化を医師や薬剤師に伝えてください。
これでめまいや動機もなくなるかと。
ばりっばりに働けます。
私たちの仕事は病気を見るというより、患者さんを見るのが仕事なので。
国会議員の仕事は翻訳みたいな仕事なの。
国民の声を制度や法律という形に変換するのが仕事。
これには作る力と聞く力が求められてる。
私たちは聞く力がたらなかった。
つくるには突破する力も必要、だから今の私のままで行く。
私もあなたと同じで頑固なの。
でもこれからはあなたみたいな人の意見も聞くことにする。
薬のことは葵みどりに相談する。

瀬野が廊下でお腹辺りを抑えて苦しむ。

心春と古賀の退院時のマスコミ対応ニュースをみる葵。
心春が葵に書いていた手紙を渡す。
退院の予告状。退院したときにあけてと。

心春への退院時に渡す寄せ書きを葵に渡す刈谷。
相原が処方箋をがんがん裁くので、刈谷さんみたいにと言う。

退院して外に出る心春。
薬科大学に通って勉強する。

たばこが身体に与える影響は知られてるけど、飲む薬にも影響されるのは知りませんでした。
その分量まで考慮して薬を出しているとは、そこまで考えていたんですね。下手に生活習慣を変えてはいけませんね。
政治家は聞く力と作る力の両方がないといけないのが、大変ですよね。どっちかが特化しててもやってはいけないですし。
心春、無事退院できてよかった。
葵の背中を追って薬剤師になるのは中々難しいし厳しいことがあるとは思うけど、がんばってもらいたいですね。

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