第5話の視聴率
第5話の視聴率は、10.4%でした!
おもしろい展開が続いています。
ここからももっといい展開があると思うので楽しみです!
あらすじ&感想
裁判を受けている成瀬、働き方改革の弊害
成瀬が隠した裁判所からの資料を奪い見る朝倉。
もしかして先輩訴えられてるんですか?
お前には関係ないだろ。
腸閉塞の小池さん、経過どうなりました?
カルテ見ろと突き放す成瀬。
二人なにかあった?
次々運ばれてくる患者の処置を全て自分で行う成瀬。
何なの成瀬先輩、何でも一人でやっちゃってさ。
少しは僕たちに任せてくれてもいいのにね。
しょうがないでしょ、ここでは成瀬先生が一番腕もいいし、経験豊富なんだから。
働き方改革で1年で積めるのが2年はかかる。
このままじゃ日本の医療のレベルは落ちる一方、これってほんとに患者のためなの?
医者の平均寿命って普通の人の10年少ないらしいよ。
私はそれでもかまわないけど。
対して誰の役にも立てないまま長生きするくらいだったら、太く短く生きた方がまし。
さすがハイパーストイック。
少しは下の人間を育てようとか、そういう気概はないのかね。
患者が望むのは最善の医療です、自分がやった方が確実ですから。
働き方改革のせいで会社の残業代が減ったから、生活のために副業を始めた。
働き方改革されて余計働くことになるって笑えませんよね。
そうか、副業、その手があったか。
救急搬送された患者を受け入れた朝倉、しかし成瀬に再び奪われる。
患者やその家族の前で絶対に助けるなどと二度と口にするな。
医療に絶対はない、それくらいお前にもわかるだろ。
奪った患者が出血、内視鏡で検査する。
しかし、出血の原因を特定することができなかった。
ちゃんと治りますよね?
出来る限りのことはやらせていただきます。
朝倉が院長と話す。
訴訟のこと成瀬先生に聞いたのか。
そんなまずいことしたんですか?
もしかして患者を殺したとか?
違う違う生きてるよ。
医療事故調査委員会でも医療事故がなかったことは証明された。
ご家族がそれでも納得してくれなくて。
突然お子さんが事故にあったんだ、無理もない。
成瀬の過去回想
教授が諦めろといったが、やれる限りのことはやらせてくださいと言う成瀬。
母親に手術の同意書を取ろうとするがなかなかサインしない。
息子は助かるんですよね?また元気になれるんですよね。
必ず助けます。
命は助かったが、障害が残り半身マヒになった。
母親は約束が違うと成瀬を訴えた。
成瀬先輩は今後どうなるんですか?
裁判の結果がよかったらいいんだけどね。
どんなに腕を磨き、鍛えようが医療には限界がある。
それでも患者は望んでくる、100%完璧な医療を。
その望みがある限り、医者にとって一番の敵は時に患者なのかもしれない。
この葛藤は難しい部分があって、でも少しずつでも難しい処置をさせていかないといけないとは思います。
相手が人の命ですから尚のことですよね。
働き方改革が残業をなくせるというプラスのことだけではなく、経験を積む時間がなくなったともとらえられるのは確かにそうだと思います。
今の人は少ない時間と少ない経験で、できるようにならないといけないので、大変にはなってきてますね。
無理をして運ばれてきた患者のように、副業をして稼ぎを出さないと生きていけなくなる人もいますし。
働き方改革で逆に働かないといけなくなったというのは、いい風刺です。
これは考えないといけない問題になりましたね。
成瀬は目の前の患者を救おうと必死に治療したが、親から見ればそれを受け入れられない現実があって、成瀬に鬱憤を晴らしているような状態になっているんですね。
他人の子供を自分の子だと言い張る越川
秋山真紀が成瀬を訪ねて病院に来る。
朝倉と成瀬が話す。
院長に訴訟のこと聞きました。
人のプライベートにそこまで首突っ込んでそんなに楽しいか?
俺が間違ったのかもしれないだろ。
不思議だよな、いつだって試験の時は100点取るのが当たり前だったのにな。
今の仕事は答えのない仕事ばっかりで嫌になるな。
引継ぎを終える夜間勤務のみんな。
嘉島から成瀬が訴えられていることを告げられる。
どうしてそのことを皆さんがご存じで?
うちの息子をあんな状態にして先生は再就職ですかと、秋山が訪ねてきたと。
いまだに歩けないそうだ。
裁判の結果によっては、我々はあなたを守ることができませんからね。
うちの救命まで変な風評被害がでたらたまったもんじゃない。
日向の原因究明にいそしむ成瀬。
健康保険書の欄がまだ空欄。
出生生育歴の欄も特記事項なしになっている。
母親に遺伝性の疾患の可能性がある。
ご主人の既往歴なにかご存じありませんか?と尋ねるが、その場を立ち去る母親。
子供が胃から出血する症例はめったにないから悩んでいる成瀬。
越川日向君、年はいくつだ?
6歳って聞いてますけど。
おかしいな、ここに書いてある生年月日と年齢があわない。
母親はよっぽど焦って書いたのか?と本郷。
成瀬が母親に聞く。
日向君が生まれた日は晴れてましたか?
生まれた時の体重は?身長は?
全て覚えていませんと答える。
覚えていないのではなく、知らないんじゃないんですか?
日向君は本当にあなたが生んだ子供ですか?
何言ってるんですか、あの子は私の子供です。
よこみぞひなた君、それが本当の名前ですね。と高岡が靴下に書かれた名前を見せる。
本当のご両親がいるなら今頃心配されていると思います。
日向君のためを思うなら本当のことを話してください。
日向君は実の両親から虐待を受けていたんです。
アパートの隣に住んでいた私は日向君が食事も与えてもらえず、狭い車の中に閉じ込められている姿を何度も見ていた。
心配でどうにか助けてあげたくて児童相談所に通報したが、保護期間が終わりまた両親のもとに帰された。
あの両親は日向君にまた余計なこと言ったら許さないと怒鳴っていた。
このままだとあの子は殺されると思った私は、両親が出かけた時にあのアパートから、、、。
あんな人親じゃありません。
日向が急変する。
全身に出血班があることを見つける成瀬。
急いで頭部CTを撮る。
オスラー病かもしれない。
そのせいで脳出血をおこしていた。
すぐに助けてください。
残念ながらそれはできません、相手は子供だ、親の同意なしに手術はできない。
日向君が助かるなら犯罪者にだってなりますと越川。
訴えられているとはいえ、成瀬は何も悪いことはしていないし、医療に絶対はないし、同意書もしっかり取っているので、悪いことはないはずなのですが、周りはそれを助けようとせずむしろけなしているのはおかしいと思います。
再就職もしないと成瀬も生きていけなくなるし、母親はどうして貰いたいんでしょうか。
最近出てこないと思ったら鋭いことを言う本郷、こういった一歩引いた人は必要で、客観的に判断できるような冷静な心を持っていて、さすが本郷といった感じです。
まさかの本当の子供ではなかったとは!
その可能性は考えられませんでした。
越川は子供を誘拐している状態で、これはれっきとした犯罪、でも虐待を見逃せないという優しい心も持っている。
その優しさが裏目にでてしまっていて残念な、ところはありますが、今の児童相談所も保護期間が終われば返してしまって、再び虐待が行われるという可能性は考慮していないというところがそもそもおかしいと思います。
急変してオペができないとなると、子供にとっての親は大事な存在で、他人の親の代わりになると口だけでいっている越川のような人はしかいつ捨てるかわからないし、同意は取れないとなると、日向をどう救うのでしょうか。
日向が急変、同意書はない!?
重い空気のみんな。
脳出血のオペは私にはできません、でも先輩ならできますよね?
お願いします、私も全力でサポートします。
無理だろ、同意書がないんだぞ。断る。
勘違いするな、サポートを断るということだ。
日向君のオペは俺一人でやる。
そんな無茶ですよ、なにかあったら。
いいのか成瀬、越川さんの話が本当なら、実の両親は虐待するような親だぞ。
金目当てにお前を訴える可能性も十分にあるぞ。
犯罪者になる覚悟で頼んでいる人がいるんです、その思いにこたえないわけにはいきません。
それに、別に成功させれば問題ないですよね。
わかった、麻酔は俺がやる。と本郷
この時間の責任者は俺だ、責任は俺が取る。
このままでいいの?
いいわけないでしょ。
1人でかっこつけるとかありえないから。
1人でやるよりうまくいくでしょ。と朝倉と高岡が声をかける。
3人でオペをする。
オペは無事に成功。
その後、越川は警察に連行される。
日向の両親は家賃滞納したあげく蒸発したらしくて、警察にも問い合わせたが日向の捜索願すら出されていなかった。
もし越川さんが助けていなかったら、今頃日向君、、、。
それでも彼女のしたことは許されることじゃない。
昼との引継ぎ。
訴訟中に警察沙汰か。
成瀬先生。あなたはここをクビになりたいのか?
親の同意書なしにオペをするとはありえない。
あれほどインフォームドコンセントを徹底しろといったのにもう忘れたのか?
その形式的なインフォームドコンセントを徹底した結果、アメリカでは逆に訴訟が増えたという事実はご存じですか?
マニュアル通りの説明だけして、ありとあらゆるリスクを羅列し、患者には同意のサインだけを求める。
医学的知識に乏しい患者が医者の説明を全て理解できるとは思えない。
患者はよくわからないまま目の前の書類にサインすることになる。
そんな状況では患者が後になって、あの時自分が下した決断は本当に正しかったのか、本当にあの医者を信じてよかったのか。
不安になるのは当然です。
皆さんもインフォームドコンセントを実施される以上はきちんとその正しい使い方を理解してくださいね。
ではお疲れさまでした。
それで実際に成功させてくるんですからね笑
まぁ、救急のドクターが麻酔もするってことはほとんどありえないことだと思いますが。
警察に連行される越川、なんとも言い難い状況ですね。
日向の捜索願すら出していなかったとは、両親はもう子供を産んではいけませんね、責任が取れてないですし。
インフォームドコンセントを徹底した結果、逆に訴訟が増えたとは一見考えられないことが起きているものなんですね。
形式通りの説明だけすればいいのではないのと、患者自身のその時の心の状態も考えると、どれだけ丁寧に説明してもあの時の選択肢が本当に合っていたのかと不安にもなるはず。
とりあえず目の前の資料にサインさせるのは違うのかなぁと言う印象です。
知識の乏しい相手に対して平易な言葉で説明するのは容易ではないですね。
成瀬の訴訟の結果は!?
あーー、いろいろありすぎてお腹減った。
深澤、なんかおいしい朝ご飯の作り置きとかしてないわけ?
人の朝飯にたかるなよ。
スーツ姿の成瀬とすれ違う。
秋山の家に向かう成瀬。
今回は手術内容に関してではなく、手術当日の説明不足について謝罪しに参りました。
私はただマニュアル通りに説明するだけで、本当に秋山さんが理解をされていたのかという配慮が行き届いていませんでした。
そんな状況でリスクばかりが提示された同意書にサインを求められた秋山さんが、後になって不安に思われるのは当然だと思います。
本当に申し訳ありませんでした。
いいから帰ってください。
あの日、もし秋山さんが同意者にサインしたことを後悔されているのだとしたら、その必要はありません。
全て私の責任です。
こちらは私が執刀した際の手術内容を記載してきたものです。
なるべくわかりやすく書いてきたつもりです。よかったらぜひ一度目を通していただけませんでしょうか。
結構です、もういいから帰ってください。
秋山さん、よろしくお願いします。
帰って。と無理やり扉を閉める。
和樹がお母さんの元に来る。
俺こんな難しい手術受けたんだね。
読んだの?
今生きてんの、奇跡じゃん。
お母さんのおかげだ、お母さんも不安だったのに手術の同意書にサインしてくれたんだ。
そうなの?ありがとう。
涙ぐむ母親。
毎日が選択の連続だ。
時には何が正解か誰にもわからない問いもある。
でも俺はきっとまた同じ問題にぶつかったとき、何度でも同じ答えを選んでしまうんだろう。
たちばな救急クリニックに非常勤として通い始めた朝倉。
家に帰らず昨日と同じ服装で力尽きていた朝倉を深澤が発見する。
お腹すきすぎて動けない。
あれ、昨日と同じ服?
院長が訪ねてくる。
急に成瀬のもとに走り出す二人。
訴訟が取り下げられました。
よかったですね、先輩。
でも一体どうして。
別に何もしてない、ただ謝ったんだ。
高岡から渡された上申書だ。
お前がここからいなくなった場合、どれだけ作業効率が落ちるか書いてあった。
で、これは桜庭からだ。
お前につけたい優秀な弁護士を母親に片っ端から紹介してもらったらしい。
で、こっちは朝倉と深澤だ。
裁判の参考に似ている判例を集めてまとめたそうだ。
おせっかいな連中ばかりだな。
本郷もストレートに言うのではなく、本人で考えるように話し、きっかけを与えてあげる、ちょっとプロのやり方ですね。
その後息子から、お母さんありがとうと言われた時にきっと、自分がずっと抱えていた責任から解放されたんでしょう、訴訟を取り下げると言ったのは。
何かずっと抱えていたものから解放されてよかったです。
いい息子だし、いい旦那ですね。
非常勤として別の病院でも働きはじめた朝倉、全然寝れていない生活を送っていますが、大丈夫でしょうか。
成瀬の訴訟を取り下げてもらおうといろんな人が尽力していたのを見ると、相当成瀬は信頼されているんだなと思います。
確かにおせっかいではあるかもしれませんが笑
まさかの事態、朝倉の容態は!?
まあまあと成瀬を屋上に連れて行く桜庭。
それではみなさんご唱和ください。
くす玉に、祝成瀬訴訟取り下げと書かれていた。
ピンチの後のビールは最高に上手いね。
成瀬がいなくならなくて残念。
成瀬先生なんかないんですか?
そうですよ、せっかく訴訟が取り下げられたんだから、もっと嬉しそうな顔したらどうですか。
はあ、、、とビールを一気飲み。
朝倉、お前は経鼻挿管が強引すぎる。
ブラインドの挿管はもっと患者の呼吸を見ろ。
高岡、お前は補助換気に力が入りすぎてる。患者の頭を少し右に向けろ。
桜庭、お前は挿管の判断が遅い。胸腔ドレーンの位置も下方で背側すぎる。中心静脈の穿刺も雑だ。もっと穿刺部位と目標点をしっかり確認しながらやれ。
深澤、お前はいつまでポンコツでいるつもりだ。与えられるのを待つんじゃなくて少しは自らチャンスを奪いに行け。
何いまの、お説教?
もう訴えられるのはごめんだからな。
患者は俺たちに100%完璧な医療を求めてくる。
同じ職場で働く以上、お前たちに足を引っ張られないよう鍛えることにした。
誰も頼んでないんだけど。
容赦はしない、覚悟しとけよ。
すっかりいいチームになってきたみたいだね。
今時珍しく暑苦しい人間が一人混じってますからね。
彼女を見てると思い出しますね。
もっとみんながむしゃらだった昔の救命を。
でも時代は変わるものです。
いつか俺もこの4人に追いついてみせる。
彼女においついてみせる。
そう思っていた。
この夜が来るまでは。
掛け持ちで寝不足の朝倉。
ドクターカーの出動要請。
複数人の傷病者が出ている。
成瀬朝倉出動だ。
待ってください、自分も行かせてください、チャンスをください。と深澤。
どうする成瀬。
足手まといにならないなら。
なりません。
連れてきます。
いってこい。
どうしたの?と朝倉
俺はチキンでもハムスターでもなく、救急医になりたいんだよ。
どうしてこの時彼女の異変に気付かなかったんだろう。
初めての事故現場、その悲惨な光景を前に、俺の頭の中は不安と恐怖でいっぱいで周りのことなんかちっとも見えていなかったんだ。
あの時声をかけていれば、あの時手を差し伸べていれば
足を踏み外し、落ちる朝倉。
彼の知識と技術は素晴らしいので、彼がもっと周りとコミュニケーションをとって、育てていければよりよいチームが完成すると思います。
これからどう育っていくのか楽しみです。
そして、経験を積むために副業を始めた朝倉。
全く寝ないで救急をするのはしんどいし、初めのナイトドクターが設立するにあたった状態に戻ってませんか?
災害現場に行って、高いところから落下してしまった朝倉。
災害現場に行ってドクターがケガしたら一番よくないですが。
体への影響がなければいいですが。。。
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