あらすじ&感想
瀬野が重複がんであることが判明
瀬野が吐血して倒れた。
逆流性食道炎だとみんなに伝える。
販田部長にはまだ確定ではないが、肺に腫瘍がありそうだと。
これから精密検査を受けて畑中先生と相談する。
公園の水で大量の薬を飲み倒れる若月陽菜。
抗不安薬を大量に飲んでいる様子。オーバードーズかもしれない。
薬の飲みすぎで肝機能が悪くなった。
成分の入っていない乳糖を飲むように。
しってるこれプラセボでしょ。
薬を持って病室から抜け出し全て飲もうとする若月。
葵に薬を全部吐き出す。
それに対し怒るくるみ。
非小細胞肺癌。
手術だけでは根治は難しいかもしれない。
おばあさんもお母さんも重複がんだった。
持って3ヶ月かと。
最後にどう生きるかは自分で決めたいんです。
屋上で泣いている瀬野のピッチに電話。
救急の呼び出し。
患者が飲んでいた薬から原因を医者に伝える瀬野。
オーバードーズという薬に依存してしまって、別の部位が悪くなってしまう。薬は治すものであるが、使いようによっては悪になる。こわいですね。
覚悟を決めた小野塚と若月がオーバードーズになった原因
救急の仕事を見たいと小野塚が訪れる。
助けたのは医者だよ。2度めだと。
救急認定薬剤師になることを決めた小野塚。それを伝えに来たと。
覚悟をもってやりたい事を目指そうと思います。
誰かの為に役に立てるってのは最高だよなと瀬野。
むしろ普通に戻れたってだけ。頑張れよ。
若月の元夫が病室にくる。
心が今弱っている、だからどうかよろしくお願いしますと頭を下げる。
子供が生まれてから出張が多くなり、育児を任せきりになっていた。
ある日出張から帰ったら、荒れ果てた部屋の中で、薬を大量に飲んで倒れていた。
育児ノイローゼになってしまった。
娘がお母さんに会いたいと言ってきた。
結菜が会いたがってることを伝える。
お好きにどうぞと言うが、病室に帰って顔をほころばせる若月。
育児からのノイローゼだったんですね、よく聞きますね。実際に育児をしたことがないのでわかりませんが、赤ちゃんはしゃべれなくて泣くことしかできないので、中々なんで泣き止まないのかってわかりにくいですよね。
やっぱり育休制度を充実させるなりして、男側もケアして行かないとダメですね。
瀬野の病態が葵に知れ渡る
販田部長にがんであることを伝える瀬野。それを盗み聞きしてしまった葵。
仕事を休んで治療に専念しないとと販田は言う。
副腎に効く抗癌剤はない。
今日改めてこの仕事が好きなんだなって。
縁の下の力持ちでしかないですけど、それでも一人でも多くの患者さんの役にたちたい。
葵が瀬野にご飯に行こうと誘う。
食道に良いようにおかゆを頼む。
もしも自分が思い病気になって治らないってわかったらどうしますか?と尋ねる。
やれるところぎりぎりまで仕事をする。
母親もそうだったから。
自分に残された時間がわかってからそれまで以上に他の人に尽くしたくなったって言ってた。
それが自分が生きた証になるって。それが誰かにとって変えがたい救いになっていたかどうかはわからないが。
結局最後は自分のために働きたいだけかもしれない。
葵ならどうする?
わかりません。
ただショックでしばらくは食欲でないでしょうけど。
次の課題、オーバードーズの患者さんは難しいぞ。
新人みたいに課題だすのやめてくださいと葵。
最後まで仕事をして生きていきたいって言うところはさすが瀬野、誇りを持ってるんだなぁと感じました。
結菜との再会、若月は普段の自分を出せたのか!?
昔の結菜の動画を見ていて思い出し薬を飲もうとする若月。
しかし、栗原から結菜の今の写真が送られてきて、正気を取り戻す。
自分のごはんのついでにと瀬野にお弁当を作ってきた葵。
若月はもうすぐ来る結菜のため、化粧をしている。
そこに葵が訪れ、栗原から夕方にくると連絡を受けたと伝えに来た。
急にけーたいを見て不安がる若月。
結菜と栗原と葵が若月のいる病室に訪れる。
しかしそこに若月の姿はない。
隣の病室の患者から薬を奪い飲んでいる若月を発見、その姿を結菜に見られ、お母さんだよと言うが、
結菜に帰ろうパパと怯えられる。
やっぱ治んないわをつぶやく若月。
葵はオーバードーズの治療について一人で調べている。
一人で抱え込みすぎですよ。もう少し周りの誰かに頼ってもいいと思うんですけどね。とくるみ。
調剤室で暴れる若月
結菜の昔の動画を削除する若月。
調剤室にくる若月。
薬をまき散らしながら、ロラゼパムを探す。
そして葵にはさみを押し付け、クスリを出せという。
そこに瀬野が現れ、ロラゼパムを出そうとする。
葵が薬なんて出さなくていいという。
陽菜の病気は治る、治療を放棄して楽な方選ばないでください。
本当に治らない病気の人だっているんですからと泣き出す葵。
瀬野が、私も治らない患者の一人です。
嘘なら良かったんですけどね。私は死にます。
でもあなたは治ります。もう一度再出発できます。
だからこれからはそこの葵に全てを任せてはくれませんか。
不器用で患者のことに気を抜けないんですよ。今もあなたのことをずっと考えている。
このままじゃいけないことくらいわかってる。
でもどうしようもないんだって。と泣き始める陽菜。
抱きしめる葵。ゆっくりすこしずつやっていきましょう。急がなくて大丈夫ですから。
葵のことを表面上では嫌がっているが、内面ではしたっているところがあって、
1番葵のことをわかっている、だからどんどん葵の良いところが出てきてるし、
止められないところに葵への愛を感じました。
ずっと教えてきた後輩にはこれくらい愛情が芽生えてくるんでしょうか。
葵に最期の課題を与える瀬野
私は医者ではありません。無責任に今すぐ治療をすすめることはできません。
しかし大切な先輩にはすぐに治療を受けてもらいたいです。
まだなにか治療法があるはずです。それを私に探させてくれませんか。
どんなに無ざまでもいいから生きることにしがみついてほしいんです。
腫瘍が全身に転移しているから抗癌剤治療しかない、お前ならこの患者をどうする。
俺からの課題だ、最後になるかもしれないがな。
俺の治療と薬のことは全て薬剤師の葵みどりに任せる。
若月陽菜は治療に専念し、克服することができて、結菜を抱きしめる。
そして3人で手をつないで歩く様子。
相談に来ました。遺伝性の重複がんの患者さんなんだけど。
肺と食道と副腎にがんがある。良い治験薬がないか探してほしいと七尾副部長に伝える。
病気に正面から向き合ってオーバードーズを克服し、ずっと前の子供との3人の生活をまた送ることができるにまで回復して良かったですね。しっかり向き合えば治せる病気もあります。
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