妖怪シェアハウス8怪(最終回) あらすじ 感想 ネタバレも!

妖怪シェアハウス

あらすじ&感想

妖怪化していた澪

妖怪同士だけで話していたが、その話を聞けるようになっていた澪。
原島かユズかどっちか決めろ。
どっちにも惹かれてる澪。
どうやって決めるか、年収?顔?
飽きても嫌いになれない人、自分の宝物を一緒に大切にしてくれる人。

座敷わらし
座敷や倉に住み着いてよくいたずらしていた。
その姿を見たものには幸福をもたらし、家を反映させるのだが、
なにか気に食わないことがあって、去ってしまった家は没落すると言われている。
だからどの家に住もうか二股の分かれ道があったときはいつも迷う。
やっぱり決められない、こんな贅沢な選択したことないと澪。

わらしに考えがある、澪ちゃんのためよ、みんなも協力して。
天狗大王様を呼び出す。
澪にお守りを渡す、必ず役に立つからと。

ずっと妖怪達とシェアハウスしていたら妖怪になれちゃうんですね笑
妖怪のテレパシーもわかってしまったらもう、妖怪達もなにも隠せなくなってしまいましたね。
座敷わらしってよく聞く妖怪ですよね。いい妖怪みたいな。
去ってしまったら没落してしまうのはこわすぎます。

水岡譲と澪の結婚

外に出るとカラスに襲われ、暗いところで苦しみ、お守りを掲げながらユズ助けてと叫ぶ。
ユズを選んだ。
水岡譲と目黒澪が結婚することに。

一年後に神職の資格もとった。
譲と二人で歩いていると、仕事をする原島に出会う。
彼は書店に売り込んでいた本を買って読む。

本を書きたいと言い始める澪。
優先すべきものがある。
神社の仕事と子供。

結婚生活は思ったより大変ではない、きっとこれでいい、これが幸せと言うものだ。
カレンダーの26日の丸印、結婚記念日だけじゃないはずと、ドキドキする。
お札を見つけ、怖いという感情と共に息が荒くなり、記憶が読みがえりそうになる。
再びカラスの鳴き声がする、暗い場所で今度は原島に助けを求める。

譲との結婚生活は神職の資格も取ってと新しい仕事ばかりですね。
譲の親からも歓迎してもらえてますし、生活としてはいいのかなと思ったんですが、
本が書きたかったとなると、譲との結婚はなかったんですかね。

原島響人との結婚

原島響人との結婚式が始まる。
一年後一緒に暮らし結婚生活を送っている。
喜界島の映画化がきまったと。
15時ちょうど誤差なし、ってBGとのコラボ!?

この人はいつも夢を見させていただいている。
夫婦で二人三脚支えあう、二人で一人。これがたぶんきっと幸せというものだ。

本当に書きたいものじゃない気がする。
プロなら読者が読みたい、読みやすいものを書く。
より多くの読者のために生きる覚悟が必要。
それは売れるものを書けってこと?
ビジネスとしては当然だ。二人ならもう成功は夢じゃない。
様子がおかしい澪。
再びお札をもって苦しむ澪。

原島との結婚は書きたかった本も書けるし、順風満帆!だと思っていたのですが、
本を書くことをビジネスだととらえており、書きたい内容ではなく、売れる内容を優先しているから
自分の好みではなかったんですね。確かに生活するためにはビジネスを考えないといけないから売れる本にはなるかと思いますが、
書きたいことじゃないのを続けていけるとは思えません。やっぱり書きたいものだから書けると思うし、楽しめると思うんですよね。

2つの人生を体験した澪が選んだ道とは!?

2つの道を味わったでしょ?
その札はパラレルワールドを実体験できる切り札。
それぞれの妖怪が宝物を差し出す代わりにお札を借りれたと。
これで決められなかったらどうなるかわからない。
わかりました、私は私は。。
電話が鳴り、懸賞の小説が出来ているかと電話がある。
懸賞の締め切り日でもあり、祝言の締め切り日でもある。
澪はどっちを選ぶのか。
男と女で意見がわかれる。

必死に小説を書く澪。
夜食をそっと差し出しサポートする妖怪たち。
食べたいものを食べて何が悪い、結婚できなくて何が悪い、家族が作れなくて何が悪い、
常識なんてくそくらい、生きたいように生きて何が悪い。
澪が自分の人生を決めようとしてる。

枠になんかはまってたまるか、書きたいものを書いて何が悪い、バズらなくて何が悪い、
ビジネスにならなくて何が悪い、成功しなくて何が悪い。
小説を書き上げた澪。
喜界島女子の不幸自慢というタイトル。

自分の宝物を差し出してまでも澪のことを思っている妖怪たちの優しさと澪への愛が感じられました。
自分が生きたいように、周りの意見なんて関係ない、そうやって生きていくことが良いと気付いた澪が
自分が書きたい本を書きあげるまでにいたった、澪の成長が強く描写されてました。
変わりましたね、はじめのころから。

二人に感謝の気持ちを伝え、断る

譲と話しあう。
楽しい事をしている時に角がでる。
私にとって妖怪化は忌み嫌うことではなくて、自分を解放することだったの。
だからごめんなさい、あなたとの結婚生活楽しかった、いつも助けてくれてありがとう。
私のこと心配してくれてありがとう。

原島に、感謝の言葉を伝える。
主観描写が多すぎて読みにくい、そこ直して出してみろと。
もうだしちゃいました。
私自分が思った通りにかいてみたいんです。
世の中の常識とか価値観とか枠うとか売れる法則とかも全部とっぱらって書いてみたいんです。
原島さんのいうとおりに書けません、結婚もできません、ごめんなさい。
売れて成功して世の中に影響を与えるほうがよっぽどわくわくすると思わないか?
成功するために生きるなんて嫌なんです。
原島さん本当にありがとうございました。
私、たとえ売れなくても未知のものを書いてみます。
仙人にでもなるつもりか?
いえ、妖怪になるつもりです。

妖怪になるつもりって驚きました。
あれだけ恐れていた妖怪になりたいとまでなった、変化が大きすぎて笑
慣れってやっぱりこわいです笑

周りに左右されない澪の成長

私妖怪になります。なれないかもしれないけど、その覚悟です。と妖怪たちに伝える。
日本中の出版社も編集者もやめた方がいいっていうと思います。
誰も読みたくないし、売れないって言われる。
でも、そういうことを言う人を見ると、ゲロが出そうなあたしになってしまった。
予期せぬことが起きることに魅了されてしまった。
皆さんのせいですよ。

お世話になりましたと修行に出かけることになる澪。
妖怪たちにお礼をいう澪。
もう誰にも止められないな。

1年後、妖怪シェアハウスという本を原島に送る澪。
語り継がれる妖怪になった。

予想できる未来は楽しくないという澪の意見間違いないです。
やっぱり未来が想像できた時点で、楽しさってなくなります。
だれもやったことがないことを成し遂げた時に楽しさだったり、やりがいだったりを感じられると思っています。
だからわたしも澪のような周りに左右されない生き方ができればいいなと思っています。

コメント

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