あらすじ&感想
走る立てこもり事件
パトロールしていた時に、伊吹の野生の勘のようなもので、
犯人が乗っている車を突き止めた。
でも信じてくれない志摩は証拠が足らないといい張る。
志摩は伊吹の事を信じていないのではなくて、
信じているからこそもっと証拠を探せと言って言う寮に感じましたね。
信じる、信じない
他人も自分も信じない。
誰も信じてくれないんだったらもういいや、誰も信じない。
自暴自棄になってしまうほどに追い詰められていた伊吹の心中をどこか察して、
慰めてやろうという気持ちがありながら
行動にはうつせない志摩のもどかしさが映し出されています。
星野源ってこんなに演技上手かったんですね!びっくりしました。
謝る、謝らない
今回の事件の最大の引き金になっていたのは、「謝る」「謝れ」。
謝ってくれさえすれば許していた。
親に頭を地面に擦り付けられ、お前が悪いと言われ続けた。
それと同じことを社長にもされ、昔の思い出がフィードバックされ、つい殺してしまった。
あのアイスピックのような細いもので、人を殺せたなんてすごいですよ。
たぶん的確に心臓をとらえないと死なないしあんなに出血もしないんじゃないかな。
伊吹と志摩も冒頭に、殴ったことを謝れといっていてそれに対して、嫌だと言っていた志摩だったが、
この事件をとおして、志摩が伊吹に謝っていたシーンは少しばかり感動がありました。
あらゆる場面で涙をこらえるシーンがある伊吹は、
意外にも人思いなところもあるんだなと感じさせられています笑
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