【MIU404】11話(最終回) あらすじ 感想 ネタバレも!

MIU404

あらすじ&感想

久住が間接的に犯した罪の数々

トラックにひかれた陣馬、入院して目を覚ましていない。
404が無線も外され倉庫に眠っている、だから伊吹と志摩は401機捜に乗っている。
爆破テロで、通信指令本部は大騒ぎ、それで110番通報の対応に遅れた事例は28件。
その内重大な結果を引き起こした事例は3件。
妊婦の搬送遅れで胎児が死亡。
火災で古いお寺が全焼。
ドーナツEPを探していた刑事がトラックにひき逃げされた事件。

何か雰囲気が変な志摩。
あの夜、久住じゃなく病院を選んだ。
おかげで急性硬膜下血腫がひどくなって目を覚ますかわからない。
久住はあれから行方不明、昔の俺なら間違いなく久住を追ってた。
何俺がわるいってゆってんの?
他人に判断を任せた俺の責任だ。

蒲郡のところに面会に行くが、差し入れすら受け取らず面会拒否。
諦めたらどうですか、誰にも会わないと言ってる。
時々いるんです、ああゆう覚悟を決めた人。
俺は許さない、刑事の自分を捨てても俺は許さない、、

成川の証言から久住の似顔絵はできたけど、指名手配はかけられない。
EPの工場は他人名義、陣馬をはねたトラックは偽造ナンバー。
5課が足を追っても久住に届くかどうか。
だいたい陣馬さんをはねたのは久住じゃない。
でも陣馬さんをああしたのは久住だ、刑事を捨てても俺は許さない。

他人に判断を任せた結果、最悪の事態になった、おそらく自分の判断で動いて失敗した時の責任を
自分が追うのは重いからという裏の理由があったかと思います。
一度覚悟を決めたら覆さない蒲郡の刑事らしさがにじみでていましたが、師匠が言ってるんだからと背中を押され、
伊吹が刑事を捨てて何かをしでかすんじゃないかと思いましたね。

かつて久住に協力していたRECの寝返り

ナイトクローラーRECのもとに行く志摩。
10日も拘束された。
爆破予告をしたから当たり前だ。
あなたのパソコンの中には久住が入った形跡はなかった、ウイルスのメールもなかった。
お前が出てこれたのは、俺が録音した音声があったからだ。
助けられましたね、大嫌いな警察に。
RECの家に向かう。
パソコンもサーバーも時期に戻ってくる。
ネットでのRECは、自作自演、警察を脅迫なんて末期、本名はコジマユカイ。
今まであなたがさらしてきた人達もそうだったかもしれませんね。
久住を探してみないか?このまま負けっぱなしでいいのか?
警察じゃなくて俺に協力しろ。
警察はルールが一番、久住はそれをよくわかって盾にしてる、警察官をやってる限り勝てる気がしない。
あんた警察辞めるの?
そうか、辞めたいのかもな、辞めたいのかもしれない、強くて清くて正しい警察官でいることにもう疲れた。
やめるにしてもこのままじゃ終われない、そういうことか。
どうしたらいいの、借りは返すよ助けられたし、俺もやってやりたい、なにしたらいい?
スマホケースの販売元を探りたい。
探してる最中に久住にばれるかも。
久住にばれずに注目を集める方法、、久住の似顔絵さらしてみるか?

ルールに縛られていない悪人に、ルールに縛られた警察が勝てるはずはないもは確かにそうかもしれないです。
でも、それでも勝たなきゃいけない、被害者のことを思うとそんなことは言ってられない、そんな思いで戦っている警察官の方は少なくないのかもしれませんね。

もとの生活に少しずつ戻る羽野麦

羽野麦と桔梗とゆたかが一緒に外でご飯を食べている。
ネットに出回ったハムちゃんの情報削除してもらうように動いてるけど完全にきえるかどうかわからない。
幼稚園の面接も受かってまた働ける、外でこうしてご飯も食べられる。
園児の親が書き込み見つけて何か言うかも。
あの井戸の底を思えば怖いものなんてない。
まだしばらくは居候させてもらわなければいけないかも。
いつまでもいていいよ、嫁にいったもいいし、いかなかったら老後は二人で過ごせばいいじゃん。
泣き出すハムちゃん。
桔梗さん、大事なものをなくした。
警察官なんてそんなもんよ、定期的に異動があってそれが早まっただけ。
1機捜と4機捜の隊長を退いた。

できるなら犯人を捕まえるところをみたかった。
やり残したこともある、志半ば、皆さんが引き継いでくれると信じてる。

園児の親に何か言われるくらいは、エトリに追われて井戸の中に落とされたことを思えば、全く怖くないと言うほどにこわかったんですね。まわりから陰口のように何か言われることも相当しんどいことですが、それ以上ともなるとずっと耐えて我慢してきたことがよく伝わってきました。

伊吹と志摩が決裂し始める

4機捜もなくなるかもしれないな。
桔梗が志摩を呼ぶ。糸巻と話す伊吹。
同じ話、ネット上に久住の似顔絵が漏れていると。成川の証言とは違う別の似顔絵。
だれがなんのためにこんな事をしてるのかと糸巻。
仕事の資料で悪いものたくさん集めてるっていってたよな?
九重から伊吹の様子がおかしいと連絡があった。
久住を殺しかねない勢いだと。
奥多摩に返しますか。
新しい隊長がきたら人事異動してもらいましょう。

1人でなにやっちゃってんの、下手な似顔絵とか書いちゃっててさ、ばればれ。
お前を奥多摩に返すように隊長に進言した。
殴りかかる伊吹。

新しいドラッグができたという久住。
こんなものやらんやらん、こんなもんやるやつはな、あほや。

伊吹は蒲郡のこともあって、刑事を捨てる勢いで久住を殺しかねない、
蒲郡の言うことは絶対というところがあるから。それは自分もすごく感じました。
目が鋭かった。

4機捜の危機

似顔絵で拡散したスマホケースの在りかの情報の中で一番近いのはイギリスの男。
イギリスはICPO加盟国、警察庁から捜査要請できる。
志摩に利用される日がくるとはと九重。
調べた情報によるとスマホケースの受け取りは9個。
個人宛に送付したケースが4件、東京湾マリーナに気付で2個。
ここがくさいな。
伊吹には話してないと志摩。
相棒なんて一時的なもの、やることなすこと相談なんてやってられっかよ。
久住を取り逃がしたとき、信じなきゃ良かったって思った。
いつの日か相棒に頼る時がきてしまったのか、信じなきゃよかった。
とここまで盗聴して聞いていた伊吹。
伊吹は危なっかしいけど正しい奴で、あいつに正しいままでいてほしい。
ああゆう刑事が一人くらいいたっていい、きっとたくさん助けられる。
志摩さんは?
やろうと思えばどんな仕事だってできるんじゃないの?
つまり刑事として正しくない事をやろうとしてるんですか?
おれは嫌です。志摩さんまでいなくなったらどうしたらいいんですか。
警察庁にもどるんだから関係ない。
今更関係ないなんて言わないでください、人間にはたくさんのスイッチがあっていい方にも悪い方にもいく、そういったのは志摩さんですよ。
ルールに反することはしない、単独行動も絶対禁止ですからね。
志摩が伊吹の盗聴に気付き、電話をかける。
もしなにかあっても誰のせいでもない。

人を信じることをやめていた志摩が、伊吹だったらと信じていたが、
久住の件であの人を信じていなかったときのことが思い出され、
やっぱり信じたらいいことはないと考えたんでしょうね。
でも最後の一言、伊吹は正しいやつだからというところで、
自分は正しくないということを暗に示してますね。
それか正しくないことをしでかすのか、、
さらにそこまで気付いていた九重の刑事としての成長も感じられて、
このシーンにはたくさんの感情が詰まってました。

久住に撃たれる志摩、伊吹は切れる

伊吹に電話をかける志摩。
汽笛の音から東京湾マリーナにいるとわかった志摩。
そのころ、東京湾マリーナで久住と出会う伊吹。

久住と話す伊吹。
大したこと何もしとらん。
クスリ作りたい奴が作って、使いたい奴が使て、人形になりたい奴がなった。
みんな頭悪いんやな、死んでもろたらええねん。
全員死ねばええと思ってるよ。
汚いもんみんようにして、自分だけはきれいやと思ってる正しい人ら、みんな泥水に流されて全部なくしてしまえばええねん。
神様はおれよりもっと残酷やで、指先ひとつ一瞬で人も街も全部さらってしまう。
全部のうなってそれでも10年たてばみんな忘れて終わったことになってる。
頭の中の藻屑や。
まあみんな自分のことでいっぱいいっぱいやからな。
警察くらいちゃう、自分の身危険にさらして他人にかまってるの。
自首する気ある?
やから俺はなんもしてへんて。
トラックにひかれて意識不明だ。
お前それで許されるってほんまにおもってんのか?
神の采配やな。そいつは死ぬ運命やった、ほな。
といって船のパウダールームに閉じこもる久住。
新しいドラッグが蔓延した部屋があり、そこに後ろから押され伊吹が閉じ込められてしまう。

そこにかけつける志摩。
伊吹の姿を発見し、たたき起こそうとするが起きない。
志摩も伊吹と同じ部屋に閉じ込められてしまう。

そして志摩が気付いた時にはもう暗くなっていた。伊吹は起きていない。
手を組まないかと久住。
ここで死んでも誰にも気づかれへんよな~。
拳銃を久住に向ける志摩。
わかってないな、銃声を聞けば伊吹は必ず起きる。
起きた時に俺が死んでいたら、伊吹は絶対お前を許さない。
銃声が鳴り響く。
志摩が撃たれた。
俺は昔の俺みたいな奴らをまっすぐに戻す為にやってんの。
クズはクズのままちゃうんか?どうしても許されへんかったらどうするん。殺すしかないんとちゃうんか。
俺は刑事だ。
俺の何してんだよ。
すぐかーっとなる凶暴な犬を心で飼ってるやろ。
そんなものとうにすてた。
じゃあなんでひとりなん、久住を殺すってゆってきたんやろ、
相棒にもいらんってゆわれて衝動的に来たんやろ、だからなくすんやで。
こうなったんわお前がしでかした結果や。
志摩を指さしながら言う。
手元には銃。待て、殺すなと志摩。
刑事おるかクズにも戻るか、、
というところで久住を撃つ。

汚いことには目をつむり、綺麗なことしか見ない人、いますよね。
自分はなにもしていないと逃げる人。
いじめの加害者を何食わぬ顔で見ている周りの人のような、そんな感じ。

ついに久住を確保した4機捜

陣馬のいる病室。
陣馬に話しかける九重。
すると、目を覚ました陣馬。

伊吹?の携帯に着信。
陣馬が目を覚ましたと、複数の通知で携帯が落ち、顔に当たって伊吹が起きる。
そして志摩も起こす。
外は昼間になっている、どうやらクスリでらりっていた様子。
最悪な夢を見たと二人。
船に乗せられたまま海上を走っている。
その船から飛び降り近くの船に助けてもらう。
国外に逃げようとする久住。

警察本部に久住が東京湾で見つかったと連絡が入る。
面目の為に未来を捨てるんですか。面目や体現のためにやらないのなら私たちの存在の意味はなんですか。
小さな正義をひろっていったその先に明るい未来があるんじゃないですか。
桔梗に指揮をとらせろと刑事部長に連絡する。

メロンパン号で助けにあがる九重。
共に久住を追う。
伊吹悪かった1人でやろうとしてと告げる志摩。
ばか二人行きますよと九重。

川を航行している遊覧船に久住がいることを発見する伊吹。
追いかけてその船に飛び乗る。
しかし橋から地上に上られ逃げられる、が志摩が自転車で追う。
そして九重と橋の上で挟み撃ちにする。
が、さらにそこからもといた船に飛び移り、橋で頭を打ち警察にやられたことにしようとする。
がその目撃者にさせようとした連れが、クスリでラりっており、判断がついていない様子。
おまえが望んだ世界だなと志摩。
こんな世界にしたお前を一生許さねえ。許さねえから殺してやんねえ。
そんな楽させてたまるかよ、生きて俺たちとここで苦しめ。

1ヶ月後、陣馬が警察に松葉づえで戻ってくる。
警察庁でできることを考えた九重は新制度改革案を刑事部長に提出する。
久住は船内で違法薬物を作っていた証拠が見つかったから製造責任の罪はとえるが、久住の身元を示すものは見つかっていない。
完全黙秘、雑談にも応じない久住。
最後の放った言葉は、俺はお前達の物語にはならない。

機捜404は存続していた。

伊吹と志摩はクスリを吸わされたのに、特に症状とかはなくいけてるんですかね?
長い間意識が飛んでいたのに。
伊吹と志摩の考えは同じでしたね、許さないから殺さない、罪を償うまではということ。
死刑になるよりも辛いことだと思うですよね、終身刑って。
それだったら死んだほうがマシだし楽になりますからね。
だから死刑はしないほうがいいのかもって考えたりします。
機捜404はなくなるかもしれないって言ってたのに無くなりませんでしたね。
刑事部長の心が変わってたから、存続するようにいったのかな?

それにしてもいいドラマでした。
刑事ものだけど、2人のどんどん高まり合う友情関係からの相棒関係が上手く描写されていて、
引き込まれていきました。

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